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2006年9月

レタッチ修整について

撮影した後に、ネガ、データ、プリント、画像に、加工を施すこと。これは、いわゆる「修整する」と、同義語と考えていいと思います。

プロの技術の一つに、ネガフイルムにレタッチする(修整する)ということがあります。針のように細く尖った鉛筆で、ネガフイルム上に加筆していきます。ネガは、非常に小さく、ルーペ、顕微鏡などで拡大して見ながら、指先の繊細な感覚で、やわらかいタッチの作業となります。高度な技術と経験が必要です。(参照 スタジオ大滝レタッチについて)

さらに、プリントされたものに直接、レタッチして写真をより良くすることができます。プリントレタッチです。この技術はさらに、経験と理解力が必要です。技術的には、「絵を描く」と全く同じです。特殊な染料と、筆を使います。ごみ等が入り白く抜けている場所を埋めたり、瞳を黒くしたり、唇のライン、眉のライン、いろいろ加筆したいところを作業します。プリントに直接ですから、写真の質感が変わらないようにしなくてはいけません。高度な技術です。

いずれにしても、最終的な写真の仕上がりを少しでもいいものに仕上げたいという写真家が生み出した、特殊な技術であるといえます。特に、プリント上のレタッチについては、一枚一枚の手作業となり、手間もかかり、重労働となります。世界的に見ても、手先が器用で、色彩感覚に優れた日本人の特殊な、貴重な技術だと思います。

PCの出現により、デジタル加工技術は、あたかも誰でもできるかのように思えますが、それを正しく、違和感なく適切に使用することができるのは、従来の写真に、きちんとレタッチできた人、修整できた人こそできるものだと思っています。

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フォトスタジオ・ユー

フォトスタジオ・ユーは、写真家阿部文一が、柏の街にオープンした、本格写真スタジオです。貸衣装も多数。専門の美容、着付けスタッフで、仕上がりのよさには定評があります。

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修整について

まずはじめに、修整していない写真は何なのかを考えてください。

ただ、目の前の映像を、何のアクションも起こさず、撮影する。それが修整していない写真?

写真は、撮影した瞬間に出来上がるものではありません。そこから先に必ず加工する工程が発生します。たとえば、現像する作業、プリントする作業など。必ず何らかの作業が入ります。その工程作業には、様々な選択肢があり、決してひとつではありません。

作業においては、目的や、作業者の意図により、それぞれの,その都度その都度の経緯と結果が生まれます。

修整は、私にとって、写真技術の特殊なものではなく、写真を作るうえでの必要な手段、加工方法のひとつにすぎません。なぜなら、それは、必ず行う作業だから。

写真は、同じものを撮っても、写し方しだいで、全く違うものとなります。

被写体を、いったいどういう風に撮るか、その追求を常に行いながら、最終的写真を創ること、それが写真家には重要です。被写体を選ぶ、作る、撮影後にも、さらなるイメージを高め、写真を作り上げる。その繰り返しを、業務として営むこと、それが写真家としての基本です。

修整という言葉。

プロフェッショナルなフォトグラファーの、条件として、わかりやすく説明できる言葉に,修整できるという言葉があり、便宜的に使用しています。ただ、否定するわけではありませんが、ある意味、当たり前の行為であり、特別なものではありません。そう私は思っています。

ただし、その作業の中身については、奥が深く、技法と、手段は、写真家によって全く違います。私は私なりの経験と、判断で作業を行っています。

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写真家 阿部文一として生きる

写真家として、自分自身が語りたいページをつくろう・・・。

そんな想いではじめます。

よろしくお願いします。

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